春の養生 2

前回は、春になるとでてくる不調と中医学からみた原因をみていきました。
では、その食養生を見ていきましょう。

春になるとイライラ・憂鬱・気持ちの高ぶりからくる不眠には、
香りのある食材を。
気を巡らせてストレスを発散させる働きがあり、
気分をすっきりさせてくれます。

オレンジ・みかん・すだち等の柑橘類、セロリ・春菊・しそなど
ティータイムにはミントティーで爽快に♪

老廃物を排出効果には
ふきのとう・たらの芽・菜の花などのほろ苦い春野菜を。

やる気の出ないとき、だるさ、疲れやすいときは
さやえんどう・大豆などの豆類、あわ・きびの雑穀・
にんじん・米・やまいもがおすすめ。
胃腸の弱りもあるので、普段からよく噛んで
食べ過ぎないことが大事です。

気持ちの高ぶりによる不眠には
ジャスミン・カモミール・ローズなどのハーブティーが鎮静効果があり
落ちつきやすくなります。

目の疲れ・充血には
しじみ・枸杞の実・菊の花などがおすすめ

春は「肝」の機能を高める酸味や「香り」の食材で
気のを巡らす食材をしっかり取り入れて
のびやかな春を送りましょう。

次回ちょこっとレシピをご紹介します。

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