湿邪を追い払おう

前回、湿気の多い時期の体調不良を「湿邪」といい、
その湿邪を改善しやすくするための食べ物をお伝えしました。

今回は、そんな時のアロマを使ってのセルフケアをお伝えします。

食欲不振・頭がしめつけられるように重い・むくみ・
体が重だるい・水様便 などが見られる場合

体に停滞している「湿」を乾かし、消化器系の機能を回復への手助けとなる精油
を使っていきましょう。
豊かな思考力を取り戻し、混乱した気持ちも楽にしてくれます。

ベンゾイン・ミルラ・マジョラム・パチュリ・カルダモン・フェンネル・コリアンダー

これらのうち好きな香りを選び
ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどの植物油20mlに
精油2~6滴をブレンドし
おへそまわりを時計回りに優しく円を描きながら塗布しマッサージ。
また、足三里・三陰交などの足のツボ周りを、優しくマッサージ
していきましょう。

上記の症状の他に
口が苦い・のどは渇くが飲みたくない・尿が濃い・泥便状・発熱など
も見られる場合は、

湿を乾かす他に、神経の高ぶりも鎮静してくれる精油を。
レモン・グレープフルーツ・ペパーミント・フランキンセンス・サンダルウッド
パチュリ・クラリセージ
※柑橘類の精油は光毒性があるため、外に出かけたり日光にあたる場合は違う精油
を使いましょう。

オイルに精油をブレンドしたら
胃経・脾経を強めにマッサージします。また、加えて合谷・曲池・内関まわりも。

スッキリさんになりますように。