月経を観察しよう

妊活には、まず自身の月経について観察しましょうとお話しました。

周期・量・色・質の4つをみるんですが、
それぞれに体の状態を表すサインとなります。

それでは、月経量と色についてお話します。

月経量も平均とずれているかではなく、
自身の以前の月経と比べて、多いか少ないかの変化を
みることが大事です。

また、初日から4日以降は量が少なく2,3日は多いというリズムが一般的ですが、
これも以前とリズムが変わってきていないかをみてくことを重視します。

月経量は、年齢によっても変化します。
中医学では、
だらだらと出血が続く=体のエネルギー不足「気虚」
量が少なく日数も短い=血の不足「血虚」
量が少ない=体の余分な水分がたまっている「痰湿」
の傾向があると考えます。

月経血の色は、やや暗い赤色が一般的です。
中医学では、
色が黒っぽい=血のめぐりが悪い状態「瘀血」
体の冷え「寒邪」
色が薄くさらっとしている=血の不足「血虚」
エネルギー不足「気虚」
色が薄い=体の余分な水分がたまっている「痰湿」
色が鮮紅=体の水の不足「陰虚」
の傾向があると考えます。

次回は月経血の質についてお話します。